
スパロボが大好きだ。元々ロボットものが好きだというのもあるのだけど、古今東西のロボットが集まるスパロボというゲームは、僕にとって夢のようなゲームだ。
そんなスパロボの最新作(2021年4月16日現在)が「スーパーロボット大戦T(通称スパロボT)」だ。
とことんまで楽しもうということで4周していたわけだけど、本編のその後が描かれている「エキスパンションパック」なるDLCがあったので、先日購入してクリアした。
今回はそんなエキスパンションパックの感想を書いていこうと思う。
どんなストーリーなの?
未プレイの人もいるだろうから、詳しいことは伏せるとして、ざっくりと説明すると、
スパロボT本編クリア後の世界で、前作スパロボXと前々作スパロボVのキャラが入り乱れて織りなすストーリー
という感じ。スパロボV、スパロボX、スパロボTはそれぞれ単品で完結している作品群だが、それらが一堂に会するのはファンとしては嬉しい設定だった。もちろんVとXの主人公達は記憶喪失になっている。何でや。
しかし当然だが、それぞれ本編で綺麗にストーリーが完結している。そのため、それ以降を描こうとするとどうやっても蛇足になってしまう。
今回、遊んでいて気になったのはそこだった。「本編クリア後=敵をストーリーで全て倒している」のだが、DLCでは復活している。それらの復活の理屈がいまいち納得できないことに加え、魅力ある敵キャラクターが改悪されていたりと非常に残念だった。
敵の強さはどうなの?
ぶっちゃけ強い。本編クリア後のセーブデータを読み込んで遊ぶのだから当たり前なのだが、本編クリア後してすぐはしんどく感じる程の強さだった。4周もしてキャラクターをかなり強化しているなら話は別だが、一回クリアしただけだとかなりしんどい難易度だろう。敵がとにかく硬いのだ。
貰えるアイテムは最高クラス
これだけで周回する意味はあると言える。本編だと手に入りにくかったりする強化パーツやスキルが手に入りやすい。50話近い本編をやるよりかは、14話のDLCを周回する方が遙かに強くなる。スパロボTはキャラクター強化が限界までできるから、それを考えるとお気に入りのキャラクターを強化する点においてのみに視点を置けば、最高のDLCだと思う。
ハロが一話ごとに購入できるとか凄すぎる。
シリーズファンにはお勧めしない
しかし散々遊んで思うのだが、やっぱりシリーズファンにはお勧めできない。劇場版スパロボとして考えたとしても、お粗末に感じてしまうのだ。特にスパロボVやスパロボXに思い入れがあればあるほど、そう感じるだろう。本編クリアしたからDLCもやるかぁってノリでやるようなものではないことは、ここに明記しておく。
次の新作スパロボはいつ発売なのだろうなぁ。
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