
【シベリアンハスキー】飼ってわかった良さ。可愛いは正義【後悔しません】

我が家にシベリアンハスキーが来て、1年が経った。
毎日一緒に過ごしていて、わかったことがたくさんある。
そこで今回は、ハスキーを飼ってわかったことを紹介していこうと思う。飼う前は世間的に言われている評判を鵜呑みにしていたんだけど、実際は大きく違った。
ハスキーを飼おうか迷っている人は、ぜひ参考にして欲しい。そしてもしハスキーを飼っている人がいるのなら、うちも同じかも? と楽しんでくれたら幸いだ。
シベリアンハスキーを飼ってわかったこと



さっそくハスキーを飼ってわかったことを紹介していく。どれも実体験によるものだから、参考になるはずだ。
クソかわいい



まず、クソかわいい。親バカと言われるかもしれないが、とにかくかわいい。
飼い主になついてくれるし、そこらを歩き回っていても、いつも後ろをついてくる。しかも顔をペロペロとなめてもくれる。かわいい。
さらに寂しがり屋なのもあって、少し家を空けただけでも熱烈に歓迎してくれる。マイペースな部分は確かにあるんだけど、関係性ができていれば飼い主を中心に考えてくれる。
こうした点は、情報よりも凄かった。性格の差はあると思うけど、人なつっこいハスキーなら大なり小なり同じ状態になると思う。
ハスキーはバカ犬ではない



良く「ハスキーはバカ犬」という言葉を見かける。ネットの動画を見ていると、特にそういった文言があるのがわかる。
僕自身、それに影響されていたのだけど、実際に飼ってみると全く違った。ハスキーはバカ犬どころか、めちゃくちゃ賢い。
こっちの言ったことはすぐに覚えてくれるし、トイレを失敗したのも数回程度だった。お座りなどのコマンドも1日で覚えた。どこがバカ犬だって感じだ。
おそらく、かつて「動物のお医者さん」というドラマの影響でハスキーを飼い始めた人たちが、ろくに躾ができなかったのを言い訳するために、バカ犬と言ったんだと思う。
オバカだったらどうしよう? と考えている人は、安心していい。ハスキーは賢いよ。
躾がしやすい
バカ犬じゃないに通じる部分ではあるんだけど、ハスキーは躾もしやすい。こちらがダメといったことはちゃんとやめてくれるし、トイレも失敗しにくい。
多少の破壊魔ではあるからそこは注意が必要だけど、壊されたくないものを届くところに置かなければ全く問題ない。
今まで柴犬・ビーグル・シェパードを飼ってきたけど、躾のしやすさではシェパードと同じくらいだ。真剣に向き合っていれば、しっかり応えてくれる犬種だと思ってくれていい。
性格によっては、根気が必要になるかもしれないけどね。
綺麗好き
ハスキーが綺麗好きだったのも、飼い始めて驚いた点だ。例えば以下のような感じ。
- 1度トイレをした場所にもう1度おしっこをしない
- 寝るところとトイレを明確にわける
この中でも手間だと感じる可能性があるのは、上のやつくらい。トイレシートをこまめに買えないと、おしっこをするところがなくなって外でしてしまう、なんてことがある。そうならないようにするには、トイレを大きくするか小まめに変えられる環境を整えた方が良いだろう。
また、寝るところとトイレを明確にわけてくれるのも嬉しい。犬によってはトレイの上で寝るなんてこともあるけど、ハスキーは違う。絶対にわける。だから体も臭くない。嬉しい。
めちゃくちゃ寂しがり屋



ハスキーは群れで生活していたこともあって、めちゃくちゃ寂しがり屋だ。今は無くなったけど、家に来た当初は姿が見えなくなったらすぐに鳴いていた。夜泣きも酷いから、傍で寝たこともある。
我が家では、寝室と犬が過ごす場所を明確にわけている。もし一緒に寝るのなら問題無いと思うが、住む場所をわけたいと考えている人は注意しよう。
留守番は5時間くらいが限界



1年間の中で何時間も家を留守にする場合は何度もあった。ある程度比較・分析してわかったんだけど、ハスキーが大人しく留守番できるのは5時間くらいが限界だ。それ以上になると、ほぼ暴れる。
もちろん性格にもよるとは思うけど、元々群れで暮らしていた犬種だから、寂しさには弱い。仕事で日中家を空けなければいけない人は、見守りカメラを使って呼びかけるなどの工夫をしよう。
実際、見守りカメラで声をかけるだけで大人しくなる。
余談:柴犬は全く寂しがらない



我が家にはハスキーと1日違いの誕生日になる柴犬がいるんだけど、柴犬に関しては全く寂しがらない。8時間くらい家を空けていても、ケロッとしている。
柴犬は番犬ができるだけあって、孤独には強い。自立心もあるから、ハスキーと比べて大人しく留守番してくれるなという印象だ。
もし柴犬を飼った経験があって、ハスキーを飼おうかなと考えている人は、結構違う点には注意して欲しい。想像以上に寂しがるはずだ。
いたずらが好き



ハスキーはとにかくいたずらが好きだ。目を離すと、結構な確率でいたずらをしている。そのせいもあってか、おもちゃやカーペット、フロアシートを破壊されている。しかも結構な数を。
寂しさから来る部分もあるとは思うんだけど、室内で飼う場合は壊されなくないものを極力ハスキーが触れない場所に置いておいた方が良い。
壊す力は強いから、油断しないようにしよう。ガチで結構なお金が吹っ飛ぶ。
運動は個体差による
ハスキーと言えば長時間の散歩! みたいなところがあると思う。いろんなサイトや動画で「散歩は1日2回、各1時間ずつ」というのを聞いたことがある人も多いのではなかろうか。
かく言う僕もそうで、何となく「散歩が増えるなー」と思っていた。
だけど、実際に飼い始めるとそうでもなかった。うちの子はあんまりスタミナがないから、散歩は好きなんだけどそこまで長時間歩こうとはしない。長距離よりも短距離が好きなようだった。
柴犬と一緒に飼っているからつい比較しちゃうんだけど、柴犬の方がわんぱく。スタミナもすぐに回復するから、運動量ではたぶん柴犬の方が多い可能性がある。
散歩に関しては個体差も大きいと思うから、ネットの情報を鵜呑みにせず、その子に合った運動をさせてあげるようにしよう。
暑いのは苦手



名前からもわかるように、ハスキーはシベリア出身だ。だから、暑さには滅法弱い。
2025年は特に猛暑日が続いたから、深夜以外はずっとクーラーをつけっ放しだった。犬は快適、家主は毛布で防寒、なんてのは日常茶飯事だ。
どれだけクーラーをつけていればいいかわからない人向けに、おおよその目安を書いておこう。
- クーラーをつける月:5月上旬
- クーラーを消す月:10月下旬
もうクールビズみたいなもん。
我が家では最高気温がクーラーの設定温度(24℃)を下回ったら消すようにはしているから、目安にしてみて欲しい。
なお、冬はガンガン暖房をかけている。23℃くらいならハスキーも問題なく過ごせるからね。
食べるのがゆっくり
YouTubeとかでハスキーが食事をする動画を見ていると、アホみたいにがっついてるけど、実際は違う。速いのは子供の頃だけだ。
確かに、うちの子も我が家に来た当初は速かった。あまりにも早食いなもんで、早食い防止用の容器を買ったほどだ。
だけど、今は普通の容器に変えた。9ヶ月目あたりから急に食べる速度が遅くなったからだ。
今では10分以上かけてゆっくり食べてくれている。実にのんびりしたお嬢さんになってくれた。なお、同い年の柴犬は変わらず爆速で食べている。この違いよ……。
性格にもよるとは思うけど、自然と早食いは落ち着いていくから、余裕を持って食事をあげるようにしよう。
ちょっと贅沢
うちの子だけかもしれない、という前提を置いて話すのだが、ハスキーは少しだけ贅沢だ。1年以上ご飯をあげていて感じたのが、「臭いの強い物を避ける」ということ。
そのため、ご飯選びでは結構困る可能性がある。少なくとも、我が家では今でも悩んでいる。いろいろ試してみた結果、ずっと食べていたニュートロに落ち着きそうだが……。
逆に、一緒に飼っている柴犬は、全くえり好みをしない。とにかく食べる。何でも食べる。ハスキーと全然違う。
結果、
- ハスキー:食事代がかかる
- 柴犬:食事代がかからない
といった状態になっている。
前述したように個人差はあると思うんだけど、環境や食べさせるものによっては贅沢になる可能性がある点は考慮しておいて欲しい。
毛が年中抜ける



ハスキーはとにかく毛が抜ける。4月と11月頃の換毛期はドバッと抜けるんだけど、それ以外でも常に抜けている。撫でたら毛がふわっとなるレベルで抜ける。
そのため、我が家ではいつも毛が散らばっている。毎日掃除しても、次の日には毛があちこちにある。それくらい毛が抜ける。正直、羨ましい。僕の髪の毛にも欲しいくらいだ。
だからというわけではないんだけど、毛を吸い込む用の掃除機は買っておいた方が良い。普段使っている掃除機だと、犬の臭いが溜まって排気が臭くなる可能性があるからだ。
オススメは安いの。ガンガン使って、壊れても財布に痛くない掃除機を買うと良い。我が家はそうした。以下にオススメを貼っておく。
人と遊ぶのが大好き



ハスキーは、とにかく人と遊ぶのが大好きだ。家族と遊ぶのはもちろん、トリミングサロンや動物病院のスタッフさんにも尻尾を振る。正直、ジェラシー。
とはいえ、これもハスキーだからこそ。変に警戒されるより全然良い。
基本的に優しいから人を噛むことはないし、常に顔を舐めている程度。家の中だと家族の後をずっとついてくることも多くて、本当に人が好きなんだなとわかる。
ボールを追いかけたり(全然持って来てはくれないけど)、パペットで遊んだり、引っ張り合いっこをしたりと、いろんな遊び方を全力で楽しんでくれる。
遊ぶために外へ出ることも多くなったから、体調面でもありがたい。本当に良い家族になってくれるだろう。
もし相性がわからない場合はDNAで相性診断するのもアリ
犬は人間の言葉を喋れない。だから僕たち飼い主は、態度や声などで推察していくしかない。コミュニケーションとしてとても楽しいのは間違いないんだけど、




うちの子との相性を知りたいんだけど!?
って人もいるとは思う。
そんな人にオススメなのが、「わんマッチ」というサービス。めちゃくちゃ簡単に言うと、飼い主とわんこのDNAを送って、相性を診断してもらうというもの。
少し値は張るけど、長く一緒に暮らすからこそ相性は大切だ。特に犬の性格は犬種ごとに一緒と見てしまいがち。世の中にはシベリアに帰れないハスキーがいるように、わんこの性格はそれぞれ違う。つまり、相性もそれぞれ違うというわけだ。
わんマッチは、そんな疑問や不安を解消してくれるサービスになる。医学博士・獣医師が監修+犬猫の遺伝子検査で国内トップシェアのエスジーラボが開発しているから、うさん臭い検査というわけでもない。
しかも、地味に飼い主の性格までわかる面白さつき。
- 愛犬の性格
- 飼い主の性格
- 愛犬と飼い主の相性
という3つの要素がわかるから、気になる人は以下のリンク先を見てくれ。


シベリアンハスキーを飼ったら人生がもっと楽しくなった!



僕がハスキーを飼うのは、これで2回目。とはいえ、1匹目は幼少期の頃だったからほとんど覚えていない。実質1匹目と言っていい。
だからってわけでもないけど、飼い始める前は不安なことがたくさんあった。Webサイトや動画を見まくって情報を集めまくったのも、今では良い思い出だ。
ただ、結局そうして集めた情報はあんまり役には立たなかった。実際にお迎えしてからわかることの方が多かった。
今回の内容は、あくまでも我が家のハスキーの話になる。とはいえ、共通する部分も多いと思うから、ハスキーをお迎えするという人は、ぜひ参考にしてみて欲しい。苦労はあるけど、楽しい毎日が待っているからね。









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