
ケチってない?加湿は加湿器でするのが大正解な理由【実証】

寒くなってきたら徐々に気になってくるのが加湿だ。
人間、潤いがなくてはお肌も唇も荒れて困る。
しかし、最高率で部屋を暖めてくれるエアコンは、暖かさと引き換えに乾燥をプレゼントしてくれる。なんていけずなんだ。
そこで今回は、エコに加湿できる方法を解説する。
- エコに使える加湿器ってある?
- コーヒーフィルターで加湿ってできる?
- 普通に加湿する方が良いんじゃないの?
そんな疑問の回答になれば幸いだ。
結論から言えば、加湿は加湿器が一番良い。ケチったら良くないぞ。
加湿は加湿器で解決するべし



結局のところ、加湿を最高率で行えるのは加湿器だ。これはもう文句の無い結論だ。
加湿するための装置なのだから、そりゃいろんなものより加湿できるのは当たり前。つまり、部屋全体を加湿するなら、加湿器を使った方が良い。
次点で、洗ったばかりの洗濯物を干すこと。
しかし、だ。
加湿器は水蒸気を飛ばす装置だから、パソコンなどの精密機械の近くには置きたくない。
そこで、卓上で使えて水蒸気が出ない加湿器が必要になってくる。
100均に行けば様々な加湿器が販売されているが、今回はそれらと少し違いタイプの加湿器を自作してみた。
コーヒー好きにはオススメだ。
コーヒーフィルターでお手軽加湿器



家で良くコーヒーを飲む人はコーヒーフィルターを常備しているかもしれない。
そんなコーヒーフィルターを使った加湿器だ。
真っ新なフィルターを使ってもいいが、コーヒーの後に再利用すると香りを一緒に楽しめるのでオススメだ。
準備する物
コーヒーフィルターの加湿で必要なものは、以下の三種類。
- コーヒーフィルター
- 輪ゴム
- コップ
コップが透明だと中の水の減りがわかるので、よりオススメ。更に縁が広がっていくタイプの方が、見栄えは良くなる。普段飲み物として使っていないコップにしよう。
そうでなければ自分が飲む用のコップが無くなるからね。
フィルターをセット



コーヒーフィルターをセットする方法は、以下の手順でやってくれればOK。









花のように開くと見栄えが良いのでオススメ。



これだけだ。簡単だろう?
理屈は、紙に水分を吸わせて気化させる加湿器と同じ。
使い終わったコーヒーフィルターを再利用できるので、普段コーヒーを飲んでいる人にはエコだろう。
水蒸気が駄目な場所で使うこと



先述したように、水蒸気が出るとパソコンやスマホなどの精密機械に悪影響を与える危険性がある。
他にも、加湿器を使うことで床が水でべちゃべちゃになったりするのが嫌な人も使うと良いだろう。
音が全く出ないので、寝室で静かに加湿したい場合にもオススメ。
ペットボトルの除湿でもそうだったが、体に負担が全くかからない方法なので、夜を快適に過ごせるだろう。
乾燥させずに温めるなら石油ストーブ一択



エアコンと同等かそれ以上の暖房効率を誇って、かつ乾燥させないのが石油ストーブだ。
我が家のように天井が高い家だと、特に石油ストーブの方が良い。
石油ストーブは灯油を燃焼させて空気を暖めるのだが、その際に使用する灯油の水蒸気が部屋に充満するため、加湿も同時にできる。
エアコンだとどうしても……という場合は石油ストーブを導入してみよう。
ただ、火事の危険性はエアコンより遙かに高いので要注意だ。
まとめ:加湿は専用の加湿器を使うのが一番



コーヒーフィルターを使って加湿をしてみたが、実際ほとんど効果を感じられなかった。
無いよりあった方が良いのは間違いないのだが、これなら陶器に水を入れて加湿するのと何ら変わらない。
気化タイプの加湿は基本的にエアコンの乾燥にはクソザコなので、まず負ける。乾燥し続ける。
あくまでも気休めになるが、それでも加湿をしたい人は、加湿器を買うか部屋に濡れたタオルを干すなどしてもっと効率の良い方法を選ぶと良いだろう。
僕は石油ストーブを使うことに決めた。








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