【今すぐ辞めた方がいい】当直(宿直)業務のある仕事は人を壊す

今日から社会人として――もしくは転職して新しい場所で働くって人は多いだろう。

僕は何度か転職しているのだけど、いろいろ経験してきた仕事の中で、これは続けちゃいけないやつだと心の底から感じた業務がある。

それが、当直・宿直業務だ。夜勤ではない。

今回は僕なりにオススメしない理由と、乗り切るために取っていた行動を解説していく。

当直・宿直が業務のひとつとしてある人は、一度立ち止まって考えてみて欲しい。体を壊す。

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当直って何?

そもそも当直って何ぞいって話だ。

当直業務とは、事業所の命令によって、責任者として本来の仕事とは異なる業務を行うことを指す。当番を決めて勤務する、というのが本来の意味だ。

そのため、働く時間を指す言葉ではない。日中に勤務していてもそれは当直となる。トンチかな?

また、本来の仕事じゃない業務をするわけだから、電話番とか緊急対応とかの軽い業務がほとんどとなる。仕事内容は、基本的に椅子を尻で温めているだけでいいから楽といえば楽。法廷労働時間の週40時間の枠組みにも入らない。「手当」という形で給料に上乗せされる仕組みがほとんどだろう。

腹の立つことに、手当だから基本給に乗らないし、微々たるものしか支給されない。人生の貴重な時間を費やしているのに、だ。

宿直と当直はどう違うの?

職場によって呼び名が変わるのだけど、宿直と当直は同じだ。というか、当直勤務で夜間に行うものを宿直と呼ぶ。

つまり宿直は、夜間に職場で一泊することを想定した勤務となっている。そのため24時間以上も職場にいるとかザラにある。拷問かよ。

夜勤と当直はどう違うの?

夜勤は以下の特徴がある。

  • 本来の仕事を行う
  • 労働時間は日勤と合計して週40時間以内
  • 夜勤手当が支給される

この3つだ。こっちの方が夜勤勤務としてピンと来るのではないだろうか。

近いところだと、24時間空いているコンビニの深夜帯勤務もこれに当てはまる。当直と比べると全く違うのがわかるだろう。当直はあくまでも本来行わない業務を担うことなのに対し、夜勤は本来の仕事を行うことなのだ。

当直・宿直業務の悪いところ

では、そんな当直・宿直をやっていて実感した悪いところを書いていく。

悪いところしかないじゃないの?

そう思う人は素晴らしい。その通りだ。刮目せよ。

1、眠れる時と眠れない時がある。

緊急対応が必要な場合は、いつ起こされるかわからない。つまり、十分に寝られる時と寝られない時がある。

次の日の日中にも働くと、当直で眠れなかった場合のしんどさが一気に増す。この時の負担は、30歳を過ぎた辺りから一気に来る。マジでしんどい。しかも休むなら有給を使うしかない。制度のバグが垣間見える。

2、宿直明けは働く

宿直勤務は基本的に軽い労働という前提がある。つまり、何かの対応で夜に眠れなかったとしても、次の日は働けるよねという考えで運営されている場所が多い。もうアホかと。

睡眠不足の頭で働いたところで生産性は落ちるだけ。さっさと帰った方が良いのだが、真面目な人間ほど宿直明けに働く傾向にある。また、宿直明けで帰ったとしても、半日仕事をした気分になる。家に帰った安堵からか体がだるくなったりするし、良いことはひとつもない。

3、手当はそんなにもらえない

当たり前だが、夜勤勤務ではないので深夜加算はない。そのため、手当として支払われるのは結構安い。

例えばだが、一晩拘束されて1万円支給されたとして、割に合うだろうか? 僕は合わない。人生の貴重な時間をたった1万で他人に使われているのだと思うと業腹だ。

4、体内時計が狂う

繊細な人ほど体内時計が狂う。電話や問い合わせで急に起こされたりはあるし、睡眠が小刻みに中断されるとそれだけでストレスになる。

初めのうちは良いのだが、徐々に心と体に異変が生じてくる。仕事に対しても明らかにパフォーマンスが落ちているとわかるようになる。なんて意味のない行為なんだ。

当直・宿直業務を乗り切るための方法

苦痛だらけの当直・宿直業務だが、やるからにはなるべく苦痛を抑えておきたい。

そこで、僕が実践した方法を解説する。現在苦しんでいる人の参考になれば幸いだ。

方法その1.本を読む

定番だが、読書がオススメ。

僕が就いていた仕事の場合、当直・宿直の業務が15時間あったからKindleに読みたい本をダウンロードして読んでいた。どうせ拘束されるなら、時間を有効活用できる方法をとった方が良い。読書は最も簡単な自己投資というし、今の仕事を抜け出すための手助けもしてくれるだろう。積み上げた漫画も沢山読める。良いことずくめなのでオススメだ。

他の職員に見つかっても、本を読んでいたといえば変な顔はほぼされないし。なお、物理的な本を持って行けるならそれでもOKだ。

読書を習慣化したいなら、以下の記事を参考にしてくれ。

読書を誰でも簡単に習慣にする方法

なお、コミックは以下のサイトがオススメ。Kindleの読み放題だとどうしてもラインナップが物足りないので、最新作まで読みたいならこっちの方が良い。

方法その2.動画を見る

これも定番だが、動画を見るのが可能な現場なら有効的な方法だ。

僕の場合、当直室に待機がほとんどだったから、タブレットに映画やアニメ、ドラマをダウンロードしまくって見まくっていた。時間が簡単に潰れるし、作品のインプットもできるわで最高だったのを覚えている。

その際にオススメなのが、動画をダウンロードできる機能のあるサービスだ。ダウンロードできるサービスばかりのように思えるが、ダウンロードした作品を見るにはネットワークを使ってのライセンス認証が必要なサービスもあるため注意

建物の形状にもよるが、場所によってはコンクリートだらけで電波を受信できない場所もあるため、せっかくダウンロードしたのに視聴できないといかいうパターンになってしまう。あれは本当にショックを受けるから注意。ちなみに、何度も繰り返した結果、完全オフライン環境で視聴できたのは以下のサービスだった。

  • Netflix
  • Amazonプライムビデオ

dアニメストアは再生時にネットワーク認証が必須のため、完全オフライン環境で当直・宿直業務をする場合は使わない方が無難だ。あの時、楽しみにしていたプリコネを見られなかった恨みを僕はまだ忘れちゃいない。

もし映画・アニメ・ドラマを見たいのなら、少々金額は高くなるもののU-NEXTでもオススメ。外部サービスも配布ポイントで支払えてしまうので、結構お得である。電子書籍まで読めるので、正直これ1本登録しておいたら他のエンタメ系サブスクは必要ないくらい優秀

方法その3.創作活動をする

創作活動をしている、あるいは創作活動をしたいと思っている人は、アイデア出しをするのも良い。当直・宿直業務ではそれほど人と関わることもないため、家にいるよりも集中できる環境が揃っているからだ。そのため創作活動をすると想像以上に進むことが多いし、面白いことが思い浮かんだりする。

ただ、創作活動に必要なアイテム(ノートやペン、アイデア帳など)を持参しなければいけないため、不便さはどうしても付きまとう。

当直・宿直業務が合わない時は、辞めることも含めて意思表示をしっかりしよう

以上が、僕が当直業務を1年ほど続けて感じたことだ。

とにかく割に合わないし、疲れる。特に宿直明けで働いていたら、頭の中はもう帰ることしかない。手当をエサに当直業務をさせられたりするが、実際やるとしんどいだけ。しかも疲れが溜まってくると転職活動もままならなくなるし、良いことが全くない。

また、夜勤手当より宿直手当の方が安い場合、外部委託せずに内部で宿直を行う場合もある。その場合は会社が人を人として思っていないので、見切りをつける材料として考えた方が良い。

特にそういった現場は、こちらが善意で当直日を交代しても「あいつ、いつも代わってくれるけど予定ないんかな?w」とか裏で言われるだけなので、少しでも自分勝手にいることをオススメする。ちなみにソースは僕。耳を疑ったね。

とまれ、どうしても当直・宿直に入らないといけないのなら、読書や動画視聴といった方法で、少しでも自分にプラスになるように時間を潰すことが大切だ。ネットに繋がるのなら、ランサーズやクライドワークスのようなアウトソーシング系のサービスを使って仕事をしてもいい。とにかく時間を無駄にしないよう考えてくれ。

まぁ仕事だから「当直業務もあるよ」と言われた時は業務命令ならば受けざるを得ないけど、体調と相談して無理だと判断したらすぐに辞めることをオススメする。

こういうものだと思い込むことが自分自身を追い詰めていくので、ささっと辞めて転職するのが良いと思う。マジで。特にストレスのサインが出た場合は、要注意だ。自分の体を第一に考えてくれると嬉しい。

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