これだけでOK!誰でも読書を趣味にできる3つの方法

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読書が趣味だ。

漫画を除いて年間200冊くらい読んでいるし、読書の記録をつけ始めた15年間で大体トータル3000冊になろうとしている。これはもう読書が趣味ですと宣言しても良いだろう。

読書は知恵の結晶だ。読む読まないでは人生の彩りが変わってくる。

が、読書が元から習慣でない人や、読書をしたいけど続かないって人は意外と多い。

そこで今回は、どんな人でも読書を趣味にできる方法を書いていきたいと思う。

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物欲まみれの文具箱
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目次

読書を趣味にするには、読書を習慣付けること

当たり前だが、これが必須だ。

読書を趣味にしたいのにスマホでゲームや動画を見ていては、いつ本を読むんですか、ということになる。

人間には「習慣になったものをやらないと気持ち悪く感じる」感覚が存在する。

例えば、毎朝コーヒーを一杯飲んでいる人が、何かの都合で飲めなかったとしたら、一日がしっくり来ないとか。

そういうところにまで読書を持っていけば、しめたもの。鞄の中に本を一冊忍び込ませないと落ち着かない状態が、読書家の基本スタイルだ。飲み物をこぼして本を傷めるまでがセットだけどね。

そのためには読書を続けなければ意味がない。

個人的な感覚で言えば、大体3ヶ月続けたら習慣になる。

人の細胞は3ヶ月かけて全て新しくなる。つまり、その間ずっと続けていたら細胞レベルにまで刻み込まれた習慣になるって寸法だ。

読書を習慣にするための3つの方法【小説編】

まずは小説から解説していく。

この小説にももちろん、読むためのコツや習慣にするための簡単な方法が存在する。

  1. 読むための準備をしない
  2. 面白くなかったら最後まで読まない
  3. 読みたい時に読む

以上が小説を読むにおいて大事な要素だ。それぞれ見ていく。

1、読むための準備をしない

本を読む際に、「コーヒーを入れたり」「お気に入りの場所に行ったり」していないだろうか?

もしそうしている人がいたら、すぐに止めた方がいい。

何故なら、「飲み物を用意したり」「場所を移動したり」するのは、自分から「今から特別なことをします」と言い聞かせているようなものだからだ。

習慣とは無意識にするもの。

だというのに、自分から読書=特別な時間と定義していては意味がない。そんな状態では読書が習慣になるわけがない。

息をするように本を開くのがベストな状態。

本を読むのに飲み物も場所も時間もいらない。必要なのは明かりだけだ。

2、面白くなかったら最後まで読まない

これも鉄則。

せっかくお金を出して買ったんだから……という人はいるかもしれないが、合わないものは合わない。諦めてくれ。

文章には“流れ”というものがあって、個々にわけると「表現」や「言い回し」「会話のリズム」など様々なものがある。それらが全て合わさることで文章全体の“流れ”が形成されている。

しかしこれ、合わない人は徹底的に合わない。食べログの人気店に行ってみたけど「あれ、なんか違うな?」と感じるのと同じだ。感覚的なものだから仕方ない。

合わない本は読んでいても眠たいししんどいだけなので、さっさと次の本を読んだ方がいい。

無理をして読んでも、読書が嫌いになるだけだ。

中には「せっかくの作者が書いたんだから……」と優しい気持ちを持っている人もいるだろうが、気にしなくていい。確かに全部読んでくれたら嬉しいし感想を届けてくれたらなお嬉しいが、明日を生きるためのお金が入るほうがもっと嬉しい。現実はそんなものだ。

ちなみに僕は村上春樹の文体が合わない。何が面白いのかさっぱりわからないので、ハルキストとは一生わかり合えないと思っている。

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3、読みたい時に読む

もはや読書家と言えば「積読」というくらい、本好きの部屋には読まれていない本が積まれている。しかもこれ、「tsundoku」として外国語でも登録されているくらい、海外の読書家でもあるあるだ。

アニメやドラマの原作やノベライズ作品を買ったのはいいけど、読みたい気分じゃない。でも読まないと遅れてしまう……。

そう考えて、読みたい気分じゃないのに読もうとしていないだろか?

もしくは人から借りてみたはいいけど、読む気になれないとか。

本だけに限った話じゃないが、エンターテインメント作品には「触れるタイミング」が存在する。そのタイミングでない時に触れた場合は、無意識下で結構なストレスがかかる。

読書を習慣にしたいのにストレスを感じていては、習慣になるはずもない。

読書は楽しいもの。

そう脳みそにインプットさせるなら、脳が欲している時に与えてやるのが一番だ。

話題や流行に流されず、読みたい時に読む。

それを続けていけば、いつの間にか読書が習慣になっているだろう。

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読書を習慣にするための3つの方法【ビジネス書・実用書編】

次にビジネス書・実用書について解説する。

これらは娯楽というより勉強のために読む場合が多い。

名だたる起業家のほとんどは読書を習慣にしている。本を読むことは自分の世界を広げることだと知っているからだ。読書は最も簡単な投資と言われる所以だ。

そんな彼らに倣って本を読むにしても、難しい本とかに出会ったりするとめちゃくちゃ時間がかかる。

その場合は、以下の3つを守ればOKだ。

  1. 読むための準備をしない
  2. 最初から読まずに気になったページだけを読む
  3. 面白くなかったら手放す

これだけだ。小説編と被っている箇所もあるが、大事なので書いておく。

1、読むための準備をしない

先ほど小説編で書いたのと同じ。

本を読む際に「飲み物を準備したり」「お気に入りの場所に行ったり」してはいけない。

自分から「今から特別なことをします」と宣言しているようなものだからだ。

読書を習慣にするなら、無意識でも本を読むくらいな状態がベスト。

今、本を読むためにそんな行為をしているのなら、今すぐ止めた方がいい。

飲み物も場所も必要ない。本を読むのは明かりさえあればいい

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2、最初から読まずに気になったページだけを読む

ビジネス書や実用書を最初から最後まで全て読んでいる人、いないだろうか?

もしそうしているなら、すぐに止めた方がいい。無駄だ。

ビジネス書を100冊以上読んでの経験だが、自分にとって本当に必要な情報は大体1割くらいしか書かれていない。300ページの本なら30ページくらいだ。

後は他の本と同じか、作者のしょうもないエピソードだ。最初から家族や友人、自分のエピソードを書いている本なんかはまさにそれ。知らないおっさん・おばさんのエピソードはさっさと読み飛ばすべし。

ではどうやって読むのかというと、

  1. 目次から気になる項目を探す
  2. 気になった項目を読む

これだけだ。

せっかく目次が作られているのだから、有効活用しよう。

気になった箇所を読んでいると、更に気になる部分が生まれるかもしれない。そうなったら、その気になったものが書かれている項目を更に読む。そうして自分の知見を広げていけばいい。

最初から最後まで読むより効率的に勉強ができる。

気になる項目が無くなったら、その本の役目は終わり。ありがとうと感謝して本を閉じよう。

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3、面白くなかったら手放す

はっきり言おう。

ビジネス書や実用書を「面白くない」「眠い」と感じたのなら、それは本に自分が合ってないということだ。往々にして、自分のレベルが本より下だ。理解できるまで至っていない。

能力が足りなくて理解できないのに、眠たい目をこすって無理矢理本を読んだところで、得られるものは何も無い

レベル不足でボスに挑んでも返り討ちに遭うだけ。

その場合は、その本を読むのを止めて違う本を読んだ方がいい。

面白くなかった本は後で読む用に取っておいても良し、売るのも良しだ。

僕の経験だと、取っておいたところで読まないので、売る方をオススメする。

作者に気が悪いとかそんなことは気にしなくていい。売れた時点で作者は既に嬉しい。あなたは既に良いことをしている。

まとめ:読書を習慣にさえすれば、趣味になる

長々と書いてきたが、本のジャンルは違ってもやっていることはほとんど同じだ。

GWや夏期休暇など長期の休みに家で読書でも……と考えている人には参考にしてもらえればと思う。

小説なら、500~700円で楽しい時間を過ごせる。

ビジネス書や実用書なら、成功者のノウハウが1000~3000円くらいで手に入る。

とんでもないコスパだ。そりゃ最高の自己投資になるよ。

1、本を読むための準備をしない
2、気になったところから読む
3、面白くなかったら最後まで読まない
4、読みたい時に読む
以上を実践すれば、間違いなく読書が習慣になるし、趣味として公言できると思う。
この暑い中、外に出かけずに家で読書をしてみてはいかがだろうか?
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