【少額投資】意味無い?楽天証券の8月結果【資産は増える】

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2024年1月にNISAがアップデートされてから半年以上が経つ。大いに話題になったから、始めようか迷っている人は多いだろう。

かくいう僕も、新NISAになって本腰を入れ始めたタイプだ。それまもやってはいたけど、余剰も余剰資金で買っていただけ。貯金と同じような感覚でやっていた。

とはいえ、実際に買って資産形成できるのか不安な人もいるだろう。僕もそうだった。

そこで今回は8月だけで資産がどうなったのかを紹介する。今回は100万/1,000万を稼げる人ではなく、月に100円~1万円くらいを何とか捻り出して資産形成をしてみようという人向けの内容だ。

1,000円くらいしか投資できないけど、効果があるのかな?

こんな人は、ぜひ参考にして欲しい。お互いに資産形成を頑張っていこう。

あさき

あさきです。Xnoteカクヨムで作品を連載中。Kindleでお仕事ラノベも出版しています。お問い合わせはこちら

この記事で伝えたい内容
  • 元手はなくてもNISAは利用するだけでお得
  • 少額だろうとメリットはある
  • 自称資産家の声に踊らされるべからず
目次

8月の株(NISA成長枠・NISA積立投資)の結果報告:資産

さっそくだけど、8月の資産結果を見ていこう。参考までに、僕が現在投資のルールとしているのは、以下になる。

  • 積立NISAは月に7,000円(2024年9月から1万円に増額)
  • 個別株は気が向いた時にだけ買う(そこまで余剰金はない)

NISA成長投資枠

まず、個別株を買えるNISA成長投資枠は、以下が結果。

三菱商事とジョーシン、NTT株を少しずつ持っている状態だ。単元株(100株)以下なのは、楽天証券の「かぶミニ」を使っているから。一括で買えないから、余裕ができた時に1株ずつ買っている。

3つ合計で「362円」が何もしていないのに増えた金額

金額を見てくれればわかるように、プラスなものが多い。8月は急落もあったけど、何だかんだで利益は出た。

ここから更に配当金が入ってくる月もあるから、15,000円程度しか買っていないにしては嬉しい利益。

NISA積立投資枠

4種類も買ってるけど、ほぼほぼプラス。さすがはインデックス投資。1つだけ旧NISAの積立枠で買っていたものがあるけど、それ以外は今買っている銘柄だ。合計して7,000円。

1番上にある旧NISAのやつなんか、積み立ててから全く触ってないから、息をしているだけで3,893円も増えている。これはでかい。

少額投資だから上がり幅は小さく見えるけど、利益は利益。4つを合計してごらん?

4銘柄の合計は「4,238円」。焼き肉1回分と考えたら大きい。

僕が働いていない間でも勝手に増えたんだから、少額投資でもメリットはあるのだ。

米国株式

最後に米国株式。高配当ETFを1株買っている。完全に不労所得狙い。

ただ、利益はマイナス。配当金狙いだから気にするものではないんだけど、マイナスが嫌いな人にとっては見たくない数字だね。

アメリカの高配当ならVYMかSPYDが定番。SPYDの方が安いけど、ちょっとだけリスキーと言われてる。

次に買うならSPYDの方かなって思ってるだけど、こっちは完全に余剰金があればだからいつ買うかは未定。

月に3万円以上の不労所得が欲しいなーと思ったら、1,000万円以上は必要になるから、まずはちょっとずつ買い足していくのが今の目標だ。

あさき

コンビニやAmazon、Fgoで無駄遣いしなかったら余剰金は捻出できるだろうしね

8月の暴落はダメージ特に無し

8月といえば、月初めに急落があった。新NISAを始めたばかりの人にとって、大きな試練だっただろう。あれで辞めた人もいるんじゃないかなと思う。

ただ、僕はノーダメージだった。年初から考えたらマイナスになっていなかったし、そもそも長期保有目的の銘柄しか持っていなかった。

良く言われることなんだけど、景気なんか誰にも読めない。空気や大気のように、そもそも人間がわかる代物じゃない。

だからこそ、狼狽せずにどっしり構え、急落が来たら買い増すくらいでちょうどいい。どうせ誰にもタイミングは読めないのだから。

ホールドこそ最強。握力を磨くべし

資産形成において重要なのが、握力だ。新NISAは長期投資で利益を上げていく考え方だから、何があっても同日に資産を持ち続けることが重要になる。

そのため、オルカンやS&P500のようなインデックス株を買ったら、後はホールドしておこう。

2014年頃、ブルームバーグのラジオ番組で以下のような調査結果が報告された。

最も資産を持っていた人
  • 講座と持っていたことを忘れていた人
  • 死んでいる人

つまり、放置が最も資産が増えるのである。

株をやっていると、急落は何度も来る。それこそ、コロナ禍やリーマンショックもあった。でも、経済は成長している。実際、投資を辞めずにホールドし続けた人は、大きな資産を形成している。

少額投資でも同じだから、至急お金が必要になったケースを除いて、ホールドし続けよう。

何だかんだで年初より高い

画像引用:THE GOLD ONLINE「株価の動きが読めない…投資は見送るべき?」

ぶっちゃけ、株価の急落は毎年ある。ゴールドオンラインが発表した表を見ても明らかだ。さらに以下の表を見てみよう。

画像引用:THE GOLD ONLINE「株価の動きが読めない…投資は見送るべき?」

大人気のS&P500の推移なんだけど、なんだかんだで上がっているのがわかる。

画像引用:THE GOLD ONLINE「株価の動きが読めない…投資は見送るべき?」

相対的に見ると世界経済は成長していくのだから、急落があってもうろたえずに粛々とドルコスト平均法で積立投資していこう。僕もそうしてる。

少額投資は複利の効果を実感しにくい

少額投資は実践しやすいんだけど、大きなデメリットがある。複利の効果を実感しにくい点だ。何しろ、複利は投資している金額によって変わる。

あさき

資産形成で1,000万円を超えたら複利の効果を実感する人が多いのは、そのため。

とはいえ、やるやらないで言えば、やった方が良いのは間違いない。

投資はお金こそパワー

NISAを含めて、投資はお金が最も物を言う。お金こそパワーな世界だ。以下を見てみよう。

資産額複利(3%で計算)
100万円3万円
1,000万円30万円

人によっては月の給料を超えている金額だ。この金額が勝手に再投資されていくと考えれば、雪だるま式に増えるという意味がわかると思う。

投資はお金をどれだけ持っているかが重要だ。だからといって、少額投資が無駄なわけじゃ無い。

息してるだけでお金が増える効果を実感できる

僕が少額投資って良いなと感じているのが、「息をしているだけでお金が増える効果を実感できる」点だ。

普通、お金は働かないと手に入らない。僕たちが汗水垂らして働いた結果、もらっている。

だが、株は別だ。お金が勝手に働いてくれる。それこそ、僕たちがテレビを見たり寝たりしている間でも、利益を生み出している。

少額投資でもそれは同じだ。冒頭の金額を思い出して欲しいんだけど、僕の8月の利益は以下しかない。

362円 + 4,238円 – 193円 = 4,407円

むちゃくちゃ低い金額だ。でも、これが「何もしていない状態で勝手に入ってきたお金」、と考えると変わってくる。もっと頑張ろうという気になれる。

その意味で、僕は少額投資でも意味があると考えているのだ。

お試しでやるには最適

楽天証券だと「かぶミニ」、SBI証券だと「S株」を使えば、数百円から数千円で株が買える。積立投資なら100円からでも可能だ。

それだけの金額なら、1ヶ月に何度かコンビニに行かないだけで捻出できる。100円なら、コーヒーを1杯我慢するだけで作れるお金だ。

いきなりNISAで資産形成するぞ! というのはハードルが高いから、まずは少額からでも良いので、お試しで始めてみよう。見せる世界が変わるはずだ。

楽天証券でオススメの買い方

僕がメインで使っているのは楽天証券だ。理由はシンプル。楽天経済圏につかっているから。SBI証券でも同じだから、使いやすい方を選ぼう。

ここからは、実際に楽天証券で取り組んでいる方法を紹介する。誰でも再現できるだろうから、自分に合っている方法だけパクってくれると幸い。

積立NISAでS&P500かオルカンを買う

まず必須なのが積立NISA。こいつが将来、老人になった僕を助けてくれる。

買う銘柄はシンプル。以下の2つだけだ。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

僕はこれに楽天VTも買ってるけど、正直、S&P500かオルカンでOK。オルカンの中にはアメリカ株が70%ほど入っているから、どっちを選ぶかはお好みで。

積立額は自由に変更できるから、「もっと積み立てできそう」と思ったら無理のない範囲で増やしていこう。

「かぶミニ」で日本株も買いやすい

従来、日本株は100株単位でしか買えなかった。というか今でもほとんどの証券会社で100株単位でしか買えない。

これがなかなかハードルが高くて、1株200円だったとしても、2万円かかる。結構痛い出費だ。だけど、以下のサービスなら1株単位で買える。

  • 楽天証券:かぶミニ
  • SBI証券:S株

どちらもネット証券の大手だ。どちらも売買に関しては手数料がかからないから、Amazonや楽天でポチるのと同じ感覚で株を買える。

応援したい会社や高配当な株がある場合は、無理のない範囲で買っていくと良いだろう。僕は三菱のボールペンが好きだから、三菱商事の株を買っている。

高配当株でたまにご褒美

少額投資のメインは、インデックス投資だ。プロの投資家でも勝てないほど成績が良い投資方法なんだけど、つまらないという弱点がある。とにかく放置安定だから、勝っている人間はやることがないのだ。

そういう人にオススメなのが、高配当株。僕もNISAの成長投資枠では高配当を中心に買っているんだけど、持っていると年にいくらか配当期をもらえる。

平均して株価の3%くらいと微々たるものなんだけど、何もしていなくてもお金が入ってくるのはめちゃくちゃモチベーションが上がる。だって銀行に預けていても、そんなにもらえないしね。

投資スタイルは個人によって最適解が変わるけど、たまにはご褒美が欲しいなーという人は高配当株も少しだけ買ってみると良いだろう。

【楽天証券】9月も続けて無理のない投資をする

投資は続けていればいるほど得になる。8月に急落があったけど、無視して持っていたらあっさりと回復してくれた。

今回の急落を放置できたのは、無理のない範囲で投資をしていたからだ。貯金を全ブッパなんてめちゃくちゃなことをしていなかったからこそ、平然とした対応を取れた。

投資にはリスクがある。僕を含めて月に何とかやっていけている人間にとって、難しい行為なのは間違いない。だからこそ、9月も引き続き無理のない投資をしていこうと思う。

来月もまた更新するから、少額投資するとどうなるか気になっている人は、付き合ってくれると幸い。

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