テーマ変更につき、記事内の装飾が乱れています。

ハゲ(薄毛)てきたら坊主にするべき?坊主になってもハゲ隠しにはならない理由【実証】

ハゲ(薄毛)で悩んでいる男性は、めちゃくちゃ多いと思う。僕もそうだった。

やはり男性たるもの、ふさふさの髪に憧れるし、日々抜け落ちる自分の髪に恐れをなすものだ。しかし、現実は残酷なもので、遺伝と年齢が男たちの抵抗を許さない。

薄毛で悩む人の中には坊主なら大丈夫かもしれない……! と密かに考えている人もいるだろう。

というわけで、今回は「ハゲ(薄毛)に敗北した僕が教える坊主の良さ」について書いていこうと思う。

  • そろそろハゲ(薄毛)になってきたけど、どうしよう?
  • 坊主にしたらハゲ(薄毛)を隠せるかな?
  • 坊主にしたらどんなメリットとデメリットがある?
な人には参考になると思う。結論から先に言えば、坊主はケアをサボるとハゲ(薄毛)隠しにならない
あさきです。TwitterYouTubeカクヨムで連載もしています。お問い合わせはこちら
目次

ハゲ(薄毛)て坊主にしても隠せない

まずは多くの男性陣が気になるであろう、坊主にしたらハゲ(薄毛)を隠せるの? という疑問を解消していこうと思う。

木を隠したいけど森がない

誰だってハゲを隠したい。髪の毛は薄くないんだぞって誤魔化したい。これは世の男性陣全てが願い希望だ。

しかし髪の毛が後退してくると、隠すだけの毛すら無くなってくる。もはやどうとでもなぁれ状態。AGAに駆け込むか、育毛剤に手を出すより他に無い。髪の毛にどんだけお金をつぎ込まなくちゃいけないんだよ……!

こうなったらもう、開き直るかカツラか防止で隠すしかない。だがひとつ言おう。カツラは本人が思っている以上にバレる。心当たりはないかい?

森が無いなら更地にしてしまえばいい

強引だが、実に理にかなっている。

使われない土地が駐車場になるように。不毛の頭皮が現れたなら、髪の毛を全て無くしてしまえばいい。ハゲを隠すならより広大なハゲにするしかないのだ。何を言っているんだ僕は。

とはいえ、スキンヘッド(シェイプヘッドとも言う)は、日本での受けは少し悪い。まだ良い印象を持っていない人も多いし、何より毎朝のケアが大変だ。忙しい朝に頭をそり上げる時間を作れとか、ハゲを隠すために髪の毛をセットするのと何が違うというのか。

おまけに剃るのを失敗したら傷だらけの頭で出社しなくてはならない。知り合いにもひとりいたが、バンドエイドを貼っている姿を見てどうしたのか聞いたところ、「失敗した」と言っていた。悲しい。

だが以下のリンクのカミソリなら大丈夫だ。バイキングの小峠さんが絶賛していたので実績は抜群と言っても差し支えあるまい。スキンヘッド(シェイプヘッド)にしたい男気溢れる方は、ぜひ体験してみてくれ。

髪の毛は短い方がバレにくい

結論から先に言えば、坊主にするとハゲは結構隠れる。髪の毛が短いから、どこが薄いのか一目でわからなくなるのだ。体感、1mm~3mmの長さまではまずバレない。それ以上は額に髪の毛が生えてないことでバレるから、ハゲ(薄毛)を隠したいなら1mm~3mmをキープしよう。

ハゲ散らかすような状態ならスキンヘッドにするしかないが、ある程度までなら坊主でカバーできる。たぶんそれが理由で坊主にしている人、一定数いると思う。ただ坊主にした時点で、「あ、こいつ薄くなってきたんだな」と思われるのであまり意味はないかもしれない。

ハゲ(薄毛)隠しで坊主にして感じるメリット

ここからは、坊主の良い点を書いていこうと思う。全て体験談だ。

実際に坊主にすると、抜け出せないくらいの魅力で溢れている。支障が出てくる仕事もあるのでTPOをわきまえた上でする必要はあるが、実際にメリットを感じたのは以下の通り。

  • 寝癖が全くつかない
  • 髪の毛が一瞬で乾く
  • シャンプーが少しでいい
  • 頭を撫でると気持ちいい
  • 顔を覚えてもらいやすい
  • 明るくなれる
  • 帽子のファッションが楽しくなる
  • 雨をすぐ感じられる

結構多いだろう?

特に生産性を高めたい人は坊主にすると髪の毛にかける時間がほぼ全て消失するのでオススメだ。朝の死ぬほど欲しい5分を坊主にするだけで手に入れられる。めちゃくちゃコスパが良い髪型なのだ。

寝癖が全く付かない

当たり前だが、坊主は髪の毛が短いので全く寝癖が付かない。どれだけ枕に押し当てようと、寝癖が付くほど長くないから、朝のセットが無くなった。整髪剤ってハゲ隠しでしょ? 状態である。無敵。

ただ7mmを超えると寝癖がつき始めるので、それくらいになったら短くするのをオススメする。

髪の毛が一瞬で乾く

お風呂とかシャワーで頭を洗ったら、タオルで一度撫でるだけで水分が全て取れる。頭をタオルでこする必要がなくなったし、家からはドライヤーが消えて電気代も浮いた。ドライヤーは髪の毛や頭皮を傷める可能性もあるので、使わないにこしたことはない。

地味に頭を拭くタオルも使わなくなったので、洗濯物も減った。

シャンプーは少しでいい

シャンプーをほとんど使わなくなった。いつも使っている量は、人差し指の指先くらいの量だ。それだけあれば、後は短い髪の毛が勝手に泡立ててくれる。まさに天然の泡立て器状態。量を多く使っても洗う髪の毛が短いから、自然と少なくなる利点もある。坊主にしてから、シャンプーは10ヶ月に一度くらいしか変えていない

余談だが、シャンプーを使うとハゲるとも言われているので、湯シャンも選択肢として出てくる。詳しくは以下の本をご参照あれ。ハゲ(薄毛)のバイブルになり得る本だ。

ストレスが溜まった時に頭を触ると気持ちいい

副次的な効果になるが、坊主の頭を触るとめちゃくちゃ気持ちいい

癖でつい触ってしまうのだが、イライラしていたりする時は、ちょっと落ち着くことができる。金田一耕助みたいな長さだと不潔だが、坊主はさり気なく触れる。

顔を覚えてもらいやすい

営業職をしていた頃から坊主なのだが、坊主になる前と後を比べてみると、圧倒的に覚えてもらいやすくなった。もちろん、そこから先は本人の努力が必要なのだが、人に覚えてもらいやすいというのは得だ。僕の経験では、知らない人にまで覚えられていた。怖かった。

ただ、業種によっては坊主禁止のところもあるだろうから、する前は相談した方が良いと思う。まぁ、男の上司だったら理由を聞いたら納得してくれそうだけども。うちはそうだった。ハゲ(薄毛)は男性全員に共通する悩みだからね。

明るくなれた

坊主になってから、明るくなった。ハゲ(薄毛)を気にしていた部分が全て取っ払われた訳だから、別のことに意識を向けられるようになったからだろう。

悩みの種が無くなるというのは、それだけで人を変える。人生を快適に過ごすなら、悩みは無い方が良いに決まっている。

帽子のファッションが楽しい

坊主そのままでもいいが、帽子が好きならより楽しめると思う。ハゲ(薄毛)隠しのために帽子を被っている人は多いかもしれないが、そのまま流用できる。

髪の毛が短いということは、合わせられる帽子も多いということだ。それまで興味がなくても、いつの間にか帽子に興味を持っている自分に気がつくだろう。

雨がすぐわかる

雨粒の当たる領域が人より多いから、雨の降り始めがすぐわかる。誰も傘を差していないのに、1番最初に傘を差せる。

先んじて自分が傘を差していると、周囲の人が慌てて折りたたみを出したりするのは、案外面白い。天候の変化を敏感に感じられるのは、ちょっと嬉しいポイント。

ハゲ(薄毛)隠しで坊主にして感じるデメリット

坊主は良いことばかりじゃない。坊主になって不便だなと感じるところを記していきたい。

メリットばかり書いてきたが、デメリットももちろん存在する。

  • 環境変化に弱い
  • 短いと繊維に引っかかる
  • 小まめに短くしないとハゲ(薄毛)を隠せない
  • 坊主が似合うのは、綺麗な卵形の頭
  • 一度坊主にすると戻れない
  • 衝撃に弱い
  • 陽を浴びすぎるとホクロが頭のあちこちにできる

どうだろうか。デメリットも意外と多いだろう?

全て僕が実際の経験から感じたデメリットだ。逆に言えば、これらを許容できるなら坊主になってメリットばかりの人生を送れる。詳しく解説していこう。

環境変化に弱い

髪の毛は本来、人体を守るための物だ。それは衝撃だけじゃ無く、直射日光も含まれる。

春や秋は快適だ。実に過ごしやすい。しかし、夏と冬は反対に過酷な季節になる。詳しくは以下。

  • 夏は日差しがダイレクトに頭皮に当たるから、めちゃくちゃ痛い
  • 冬は冷たい空気がダイレクトに頭皮に当たるから、めちゃくちゃ痛い

もういつ快適なんだと言いたくなるくらい環境変化に弱くなる。1年の内の半分以上は何かしら自然の猛威に曝されている。髪の毛の偉大さを身にしみて理解することができる瞬間だ。

上で帽子について述べたが、そういう理由もあって帽子に拘るのは必然でもある。冬場の睡眠はナイトキャップがあるとめちゃくちゃ暖かいのでお勧め。

短いから繊維に引っかかる

髪の毛が短いと、繊維に引っかかる場合がある。経験上、引っかかったことがあるのは以下。

  • 飲食店の“のれん”
  • エアリズム
  • ヒートテック
  • タオル
  • バスタオル
  • ニット帽
  • 洋服関係

引っかかるものが多すぎる!

飲食店の“のれん”は強敵で、手でどけないと頭に引っかかって後ろに倒れそうになったりする。エアリズムやヒートテックを着る時も絶対引っかかる。スムーズに着脱衣できた試しがない。冬の寒い時期に坊主でヒートテックを着るのにまごついていると、こいつバカだろと自分で思うようになる。

しかしこれには良い面もあって、帽子が風で飛ばなくなる。短い髪の毛と帽子の繊維が引っかかって、手で抑えなくても良い状態になる。台風と竜巻以外には無敵。

小まめに短くしないといけない

デメリットとしてはこれが1番大きい。

長くなったらハゲ(薄毛)がバレる。だから、常に短くし続けないといけない。理髪店に定期的に通うか、バリカンを買って自分ないし家族にやってもらう必要がある。髪の毛が伸びる速さは人によって違うだろうが、僕の場合は概ね3週間に一度くらい。寝癖がつくくらい長くなったら、急いで短くする。

基本的に家でバリカンを使って刈っているから、コストは初期投資だけでいい。バリカンを導入すると1年でかかる理髪代は1万もいかない。

ただし初めて坊主にする場合は、必ず理髪店に行って相談した方が良い。また1度坊主にしてからも定期的に理髪店に行くことをオススメする。産毛などを処理してもらう必要は出てくるだろうから、身だしなみに気を遣うなら、理髪店からは離れられない。

坊主が似合うのは、綺麗な卵形の頭

坊主は完全に頭の形で似合う似合わないが変わる髪型だ。そのため、似合う人と似合わない人に別れる。こればかりは自分だとどうしようもないので、理髪店のプロに訊くしかない。そこでOKが出たら安心して坊主にしたらいいし、言い淀まれたら別のハゲ(薄毛)隠しを教えてもらったらいい。僕の場合はOKをもらえたから躊躇いなく坊主にした。

坊主を考えている人は、絶対に理髪店の人にアドバイスをもらおう。

一度坊主にすると戻れない

坊主は、快適だ。手入れも必要ないし、お金もかからない。僕も最初は何となく始めた髪型だったけど、今では坊主で無いと気持ち悪くなってきた。

これは僕だけでなく、坊主にした人のほとんどが同じことを言っている。会社の決まりで仕方なく坊主を止めたが、それが無ければ今でも坊主だという人は案外多い。坊主にする人はもう元に戻れない覚悟をして欲しい。

衝撃に弱い

坊主はちょっとしたことですぐに頭を怪我する。頭を何かにぶつけたら、最悪流血もあり得る

常に頭の近くに何があるかを気にかけながら生活しなければならないのは、坊主にしたてはかなりのストレスだった。髪の毛が無い分、衝撃もダイレクトに伝わるので痛みも若干増している。頭には常に気をつけなければいけないことは、自分の身を守るためにも覚えておいて欲しい。

陽を浴びすぎるとホクロが頭のあちこちにできる

坊主にして3年ほど経過して気がついたのだが、頭にホクロが結構できる。ホクロ自体は後天的にもできるものなので気にするようなものではないが、一部「メラノーマ」と呼ばれるがんになる可能性がある。

≫あおよこ皮膚科クリニック公式ページより引用

そのため、紫外線対策は必須だ。ちょっとくらいならいいだろの考え方で防止を被らずに外に出たらアウト。常に帽子を被り続けるくらいの気概を持っておいた方が良い。

オススメは玄関で常に見るところに帽子を置いておくこと。うちは信楽焼の狸に帽子を被せている。そうすることで、頭にホクロができるのを少しくらいは予防できる。ハゲを気にして病気になっては意味がないので、自分の体を労ってくれ。

坊主はハゲ(薄毛)隠しにはならいにくいが快適

長々と語ったが、坊主はハゲ(薄毛)隠しとしてかなり有効な髪型だ。もちろんそこには小まめな手入れが必要になってくるが、ハゲ(薄毛)って思われてるんじゃないかとビクビクしながら生活するより、余程良い。

  • ハゲ(薄毛)は隠せる
  • 坊主にすると朝と夜を余裕を持って過ごせる
  • 坊主のデメリットを許容できるならアリ

以上が僕が実際に坊主にして感じた内容だ。

えっ、坊主にしたら「あの人ハゲ(薄毛)を隠してるんじゃない?」って思われるんじゃないかって?

気にしてはいけない。そんなのは、不毛の頭皮が増えない限りわかる訳ない。もしバレるとしたら、スキンヘッドになったその時だから、安心して欲しい。ハゲ(薄毛)に悩んでいる人は坊主を一度選択肢に入れてみるのをオススメする。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次