静かなノックがいい?静音性を追求した無音のボールペン:ぺんてる『Calme』【レビュー】

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ボールペンを使っていてノック音が気になったことはないだろうか?

単色だろうと多機能だろうと、ノック式のボールペンを使う上で必ず付きまとってきていたのがノック音だ。

筆記時のストレスを極力なくしていたはずのブレンでさえ、ノック音があった。

しかしそれでは会議中の手慰みができない。

ぺんてるの「Calme」はそんな悩みを解決してくれるボールペンだ。

今回もまた2ヶ月ほど使ってみたので、詳細レビューをしようと思う。

  • ノックして気を紛らわせたいんだけど、音が鳴らないボールぺンってある?
  • ノック音が嫌いだから、静かなボールペンを使いたい
  • 書きやすくてノック音のしないボールペンを探している

そんな悩みに確実に答えてくれるだろう。

あさき
あさきです。TwitterYouTubeカクヨムで連載もしています。お問い合わせはこちら
目次

ぺんてるの『Calme』は気遣いのできるボールペン

ボールペンは非常に使い勝手が良い。

万年筆のようにインクが勝手に乾かなければ、インクの交換に時間がかかるわけでもない。

誰でも簡単に使えるのがボールペンの最大のメリットとも言える。

そんなボールペンだが、ノック式の音がうるさいというデメリットを抱えてもいた。

いや別にデメリットじゃないだろ……とか思うかもしれないが、ちょっと待って欲しい。

会議中で暇な時や上司のお小言など、興味ない話を聞く時にボールペンをノックして暇潰しをしたことくらい誰だってあるだろう。

何しろ僕はずっとやっていた。

きっと世の中の人のほとんどがしているに違いない。

とはいえ、実際に静かな空間でボールペンをノックすると、思っていた以上に音が大きくてビックリしたという経験はあるのではないだろうか。

昨今、20~30代の8割がカフェなどで仕事や勉強をしているとノイズを不快に感じるらしい。

なら外で仕事するなよと言いたいが、それはそれ。

従来音を立てずに使う場合は指で押さえながらゆっくりノックしたりとか工夫が必要だったが、Calmeならそんな気遣いは一切いらない

何しろノックの音が無音なのだ。

気にするべきは、ペン回しでCalmeを吹っ飛ばさないかどうかだけ。

Calmeは大人の気遣いができる素晴らしいボールペンなのだ。

ぺんてる『Calme』 レビュー

さっそくCalmeをレビューしていく。

なお、名前はカルムと読むらしい。

2ヶ月ほど使ったので、これから買う人の参考になるだろう。

全く音のしないノック

ぺんてる公式:https://www.pentel.co.jp/products/ballpointpens/oilbased/calme/

Calmeの代名詞でもあるのが、ノック音の静音性だ。

他のボールペンだと聞こえていたノックした時の「カチッ」という音が全くしない。

すっとペンが出てくる。

手元を見ずに使っていると、本当にペン先が出ているのか怪しいと感じるくらい無音なのだ。

そのため会議やリモートワークなどの打ち合わせでも好きなだけノックできる。

ただ、ノック部分に遊びが作られているので、スライド時に音はどうしても鳴ってしまう。

ノック音と比べたら小さい音だが、それでも鳴るには鳴る。

静音性が凄いだけにその部分が気になるので、完全な無音を求めている人には合わないだろう。

格式高い革調のロンググリップ

ぺんてる公式:https://www.pentel.co.jp/products/ballpointpens/oilbased/calme/

Calmeには革調のロンググリップが採用されている。

どことなく昔のカメラを思い出させてくれるような、革調の少し格式高い印象を受ける素材だ。

先端からボディの半分近くまでグリップなため、好きな場所でペンを持てるのは地味にありがたい。

個人によってボールペンの持ち方は違うから、これは嬉しいグリップだ。

なめらかで書きやすい油性インク

ぺんてる公式:https://www.pentel.co.jp/products/ballpointpens/oilbased/calme/

Calmeのインクは従来品を改良した油性インクが使われている。

元々ぺんてるはインクに強いメーカーだったが、Calmeでももちろん顕在。

濃い色はしっかり濃く書けるので、字にメリハリが生まれる。

また油性インクと言えばダマになるのが気になるポイントだが、今のところ使っていてダマになったことは一度もない。

書き心地もなめらかで、筆記時の快適さは同じペン先サイズのブレンを超えている。

低粘度インクのなめらかさに慣れていると物足りなく感じるだろうが、普段使いするには全くストレスを感じない書き味だ。

ボディカラーは渋めの5色

ぺんてる公式:https://www.pentel.co.jp/products/ballpointpens/oilbased/calme/

Calmeのボディカラーは全部で5色展開されている。

  • ブラック
  • カーキ
  • グレイッシュホワイト
  • レッド
  • ブルー

カーキ色がラインアップにある時点で既に凄い。玄人向けだ。

先述したように革調のグリップも相まって、全体的に落ち着いた大人のデザインとなっている。

僕は無難な黒を買った(むしろこれしかなかった)が、他のボディカラーも実に味がある。

大人向けのボールペンを買いたい人でも満足できるカラーだろう。

インクカラーは3色のみ

ぺんてる公式:https://www.pentel.co.jp/news/12817/

Calmeのインクカラーは3色のみの展開だ。

と非常にオーソドックス。

むしろこれ以外の色のインクがあったら、デザインと合わない気がしてならない。

標準的に使う色は揃っているので、困ることはないだろう。

ペン先のサイズは2種類

Calmeのペン先のサイズは2種類ラインアップされている。

  • 0.5mm
  • 0.7mm

個人的な印象としては、0.7mmの方が書いていてストレスを感じなかった。

0.5mmはどうしても紙に引っかかる感覚があるため、なめらかさを求めるのなら0.7mmがオススメ。

逆に手帳など小さいものに書き込むのなら0.5mmでいいだろう。

デザイン的にもシステム手帳との相性が非常に良いので、手帳に合うボールペンを探しているのなら0.5mmでOKだ。

単色・多色・多機能の3種類がある

ぺんてる公式:https://www.pentel.co.jp/news/12817/

Calmeは単色以外にもラインアップされている。

  • 単色
  • 多色(3色):黒・赤・蒼
  • 多機能:シャーペン(0.5mm)・黒・赤

多機能のシャーペンはブレン2+Sスタイルなので、使い勝手はあまり良くない。

シャーペンを使うのなら大人しくシャーペンを使おう。

基本的な太さは変わらないため、後は使い勝手の問題だ。

リフィルに搭載しているインクの量はそれほど多くないため、いろんな色を使い分ける人以外は単色がオススメ

ぺんてる『Calme』は欠点らしい欠点のない優等生な静音ボールペン

世の中には様々なハラスメントがある。

自分から外に出ているくせに音ハラなるハラスメントを受けている若者にはもちろん、手慰みでついボールペンをノックしちゃう人にもCalmeはオススメだ。

しばらく使っているが欠点らしい欠点が特に見当たらないため、非常に使いやすい

リフィルが細いのだけ気になったのだが、油性インクはそんなに減らないためガシガシ使っていける。

色のラインアップが少ないため、多彩な色を使いたい人には向いていないが、黒・赤・青と基本的な色は揃っている。

大人向けデザインのボールペンを探している人にはオススメだ。

ストレス無く使えるだろう。

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