もうこれ1本あればいいよ。ゼブラの多機能型ボールペン『ブレン2+S』【レビュー】

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シャーペン付き多機能型ボールペンの最大の弱点は、シャーペン部分だと思っている。

ガタついて不快な音を立てないと書けない、あの感覚が嫌いだ。

人はどうして多機能型ボールペンにシャーペンの機能をつけたのか。

そんな風に恨んだことは幾度となくある。

しかしそんなシャーペン付き多機能型ボールペンに革命が起こった。

ゼブラから発売されている「ブレン2+S」だ。

今回はそんなブレン2+Sを半年ほど使ったので、その使い心地などをレビューしていく。

  • 多機能ボールペンのシャーペンってゴミみたいな書き味しかないでしょ?
  • ブレンのシャーペンって本当にブレないの?

そんな悩みを持っている人には参考になると思う。

結論から言えば、全てのシャーペン付き多機能型ボールペンを駆逐する優等生だった。迷わず買いだ。

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目次

ブレンシステムを採用した『ブレン2+S』とは?

ブレン2+Sは、「ペン先がブレない」ことでお馴染みのボールペン:ブレンの多機能型ボールペンだ。

3色搭載されたバージョンのブレン3Cも発売しているが、それにシャーペンを加えた代わりに青色を削ったのが「ブレン2+S」となる。

青色が好きなユーザーが悲しみに暮れると思うが、黒・赤・青とあったら最初に削られるのは青色がほぼ確定なため、諦めて欲しい。

何故ゼブラがブレないペン先に注目したのかと言えば、ゼブラ独自のアンケート結果によって半数以上のユーザーが求めいたからに他ならない。

ブレン公式サイト https://www.zebra.co.jp/pro/blen/

自分は別に求めてないよ? という人もいるだろうが、実際にブレンを使ってみると実感するだろう。

何このペン先凄い! と。

ユーザーの隠れたニーズを掘り起こした結果、ブレンは全国の文房具屋が選ぶ「2019年文房具屋さん大賞」でボールペン賞を受賞し、ブレン3Cは「2021年文房具屋さん大賞」で多機能ペン賞を受賞するに至った。

まさに文房具のプロに選ばれたボールペンなのだ。

ブレン2+S レビュー

ここからは、ブレン2+Sについて解説していく。

名前にもなっている「2+S」とは、そのままボールペン2色とシャーペンという意味。

ブレンらしいデザインはそのままに、シャーペンの機構を織り込んでいる。

ボールペンのペン先が全くブレない

ブレンの代名詞でもある筆記時の振動抑制は、ブレン2+Sでももちろん顕在。

採用している滑らかインクのエマルジョンインクと合わさって、ストレス皆無で書くことができる。

ブレンのブレない書き味を一度味わうと、他のボールペンを使うのがかなり難しくなるくらい快適なのだ。

特に多機能型ボールペンでは顕著で、ジェットストリームを試しに使うと、その書き味のクソさに驚くだろう。

シャーペンのガタつきが全くない

個人的に一番驚いたのがここ。

従来のシャーペン付き多機能型ボールペンだと、シャーペンで書こうとするとどうしてもガタつきがあった。

以前書いたビクーニャEXでも同じで、書くだけでストレスが溜まるから、シャーペンを使って書かなくなった。

ロケット鉛筆を使っている方がまだマシだったくらいだ。

しかし、ゼブラ2+Sは書き味が段違いに良い。

書いている感覚で言えば、ぶっちゃけそこらのシャーペンより余程良い

書き味はS20やスマッシュのような、製図に使うようなシャーペンと似ている。

製図用シャーペンもまた、先端を長くすることでペン先のガタつきを抑えているが、ブレンは内部構造で似たような状況を作り出してしまっている。

そのため、シャーペンを使っていても非常に書きやすく、ストレスが無い。

シャーペンだけは別のでいいや、とならないのだ。

これは革命と言ってもいい。

唯一の欠点は、シャーペンのノックがし辛いことだ。

どうにかならなかったんですかね……?

ボディは他のブレンと同じサイズ

ブレン3Cもそうだったが、ブレン2+Sも同様に、単色のブレンと大きさが変わらない。

太さも同じなので、多機能型ボールペンに付きものの「太い!」という感覚が一切無い

これは内部構造を見直した結果、隙間を極限まで減らして実現できたデザインだ。

太軸が好きな人には合わないかもしれないが、僕のように細めの軸が好きな人には凄く合うのは間違いない。

ブレン2+Sの口コミ、評判

ここまで絶賛しておいて、「いやいやそれ他の人はどう思っているわけぇ?」となる人もいるだろう。

わかる、わかるぞぉ。

僕も何かを買う時はいろんな意見を参考にするからね。

ということで、ちょっくら見てみよう。

 

文具系YouTuberの皆さんも絶賛している。

これ1本されあればいいや、という意見もちらほらあるくらい、ブレン2+Sの完成度は高いのだ。

ブレン2+Sは、ボールペンではなくシャーペン

ブレン2+Sは、ボールペンにシャーペンがついているのではなく、シャーペンにボールペンがついている。

それくらい、他の多機能型ボールペンの追随を許さないほどの完成度の高さだ。

シャーペン部分は特に素晴らしく、ノックがし辛いことを除けば、多機能型ボールペンの中では最高傑作と言っていい。

この筆記の良さは、お店で是非触って体感してみて欲しい。

ゼブラの凄さがわかるはずだ。

まとめ:ブレン2+Sは、優等生すぎる多機能型ボールペン

ゼブラのブレン2+Sは、あらゆる意味でコスパモンスターな多機能型ボールペンだ。

理系なのに文系科目も高得点が取れる優等生みたいなものだ。

これが1本550円で買えるのは、どう考えてもおかしい。

1000円くらいしても満足できるレベルのクオリティなのだ。

全ての多機能型ボールペンを駆逐する優等生ボールペン、ブレン2+S。

  • シャーペンは本職のシャーペンと同等かそれ以上の書き味
  • 全くブレないので、ストレス皆無

ぶっちゃけこれ1本あればボールペンもシャーペンもいらなくなる

それくらいハイクオリティな多機能型ボールペンだった。

なお、購入する際は0.7mmをオススメする。ブレンの持ち味を一番活かせるのが0.7mmだからだ。

0.5mmはペン先が細くて紙に引っかかる感覚があるため書いていて楽しくないので、オススメはしない。

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