【ハイエース ネオ】スリムなのに書きやすいセーラーの低価格万年筆【レビュー】

低価格万年筆は、万年筆を今まで使ったことのない人向けに考案されて発売されている商品ではあるが、万年筆が好きな人が買っても満足のいく商品であることが多い。

前回はプラチナ万年筆のプレジールを紹介した訳だが、今回は同じ国産メーカーであるセーラーのハイエース ネオを紹介したいと思う。

個人的にはこのハイエース ネオ、めちゃくちゃお気に入りである。

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ハイエース ネオのレビュー

スラリとしたデザイン

ハイエース ネオは、プレジールにも見られるような少し丸みを帯びた形をしておらず、直線的な形をしている。

手にした感触は、キャップ式の高級ボールペンに一番近い。写真のハイエース ネオは黒と銀のデザインだが、仕事で使っていても見劣りしないところに惚れた。

20歳~30歳くらいの若いビジネスマン(ビジネスウーマン)にはオススメしたいデザインだ。

カリカリした書き味

セーラーの万年筆に共通することだが、ハイエース ネオも同様に書き味は「カリカリ」している。先端が紙に引っかかるような書き味なので好みは分かれるだろうが、その分インクフローは絶妙で、変にドバッと出たりもしない。紙質も選ばないので、どんな紙に使っていけるのも強みだ。

1万円以上する万年筆を何本も買っているが、たまに味わいたくなる良い書き味だ。

ペン先(ニブ)はステンレス

低価格万年筆なので、ニブは当然ステンレス。いわゆる鉄ペンだ。

セーラー万年筆のイカリマークももちろん顕在。このマークが好きなのは僕だけだろうか?

インクはカートリッジとコンバーター(吸入式)の両方が使える

個人的にこれはかなり大きい。

カートリッジの方が取り回しは便利なのだけど、コストはかかる。反面、コンバーターだとインクボトルからインクを吸入する手間が増える代わりに、コストはかからない。

自分の好きなインクを使いたい場合はコンバーターが使えるかどうかは大事な要素になってくるので、ここは大きいポイントだ。

余談だが、顔料インクも問題なく使える。

ペン種はFのみ

ハイエース ネオのペン先(字幅)は細字のFのみとなっている。

一般的に、日本語を書くならFの字幅が一番だとも言われているので、実用性を重視したのだろう。

インクの滲みやすい紙だと余計に字幅が太くなってしまうため、メモ書きや手帳で使う場合はF(細字)が一番使いやすいのだ。

インクの乾きやすさは普通

ハイエース ネオは、全く使わない状態なら、1週間くらいは使える。

キャップをカチッと閉めるタイプ(嵌合式)の万年筆では、どうしても密閉度が低くなってしまう。

しばらく使ってないと、万年筆の内部でインクが乾いてしまうので、なるべく使うように心がけた方が良い。特に顔料インクは乾くと詰まるので、余計に使うようにして欲しい。

まとめ:ハイエース ネオは、押さえるところをしっかり押さえた値段相応の万年筆

廉価な万年筆特有にはなるが、製造コストのために削れる場所はとことんまで削っている。余計な物をそぎ落とした結果、1000円という金額で生まれたのがハイエース ネオだ。

デザインをガラリと変えて1万円以上する万年筆と違いを表現しつつ、カートリッジやコンバーターを使えるようにし、嵌合式のキャップを採用。

これだけでセーラーがハイエース ネオに求めるものが伝わってくる。

万年筆と日常使いしたい人の第一歩としてオススメしたい逸品である。

以下にリンクを貼っておくので、気になった人は一度チェックしてみてくれ。

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